気持ちが落ち着く、日本の伝統色

美術

「気持ちが落ち着く色」と聞いて、皆さんはどんな色を思い浮かべますか?

水色やピンクなどの「パステルカラー」や、オレンジや黄色などの「暖色」などをイメージされる方が多いかもしれません。

色には、感情に影響を与える作用があることが知られています。

例えば、

  • 赤:興奮
  • 青:リラックス
  • 緑:癒し

などは有名ですね。

それなら、身の回りを落ち着く色にすれば、穏やかな気持ちで生活できるのでは?

実際、病院などでは、青や緑などのリラックスできる色を内装に使用することがあるようです。

冒頭の質問に戻りますが、驢馬は気持ちが落ち着く色として、「日本の伝統色」を思い浮かべました。

桜色 などは、日常生活でも使う言葉なので、ご存じの方も多いでしょう。

今回は、そんな和の色、「日本の伝統色」について紹介していきます。

伝統色ってどんな色?

「伝統色(でんとうしょく)」とは、日本に古くから伝わる色のことで、「和色(わしょく)」と呼ばれることもあります。

純色(各色相で最も鮮やかな、混じりけの無い色)が少ないのが特徴です。

つまり、くすみがかった色や淡い色が多く見られます。

伝統色の多くは、日本の自然(草花、空、動物など)や文化(染物、装束)から生まれたものです。

その多くが、現在でも着物、工芸品、商品のパッケージなどで活用されています。 

日本の伝統色にはどんな色があるの?

桜色

言わずと知れた”和の色”である桜色。ほんのりした淡いピンク色が特徴です。

確かに、桜の花って限りなく白に近い色をしているかも。

かわいらしくどこか儚げな、美しい色です。

藤色

藤色も、有名な日本の伝統色です。その名の通り、藤の花がモチーフになっています。

灰色がかった、落ち着いた紫色をしています。

派手な色ではないので、インテリアや手元のアイテムにも採り入れやすい色です。

白系の色

「白って200色あんねん!」とは、よく言ったものです。

伝統色の中にも、白に近い色がたくさんあります。

上記の3つは、それぞれ別の色なのですが……見分けられるでしょうか?

右上の乳白色は、画像では灰色がかった色を使用していますが、黄や赤みがかった白も乳白色と呼ぶことがあります。

英語でも「ミルキーホワイト」と呼んだりしますが、牛乳のような濁った白のことを乳白色と呼ぶようです。

また、下の胡粉色は「ごふんいろ」と読みます。

胡粉とは、日本で古くから使われる顔料のことで、貝殻が原料です。

日本画や面の作成に使われてきた歴史があり、日本の文化において大切な素材であったため、色の名前にもなっているのですね。

このように、白や黒などの無彩色にもたくさんの種類があります。

まとめ

今回は、気持ちが落ち着く色として、日本の伝統色を紹介しました。

ファッションやインテリア、ギフト包装など、用途はいろいろ!

今回は、限られた色のみの紹介でしたが、ぜひお気に入りの色を見つけて生活に採り入れてみてください♪

今回参照したウェブサイトのリンクも貼っておきますので、ご覧ください。

日本の伝統色 和色大辞典 – Traditional Colors of Japan

コメント